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旅に 出ましょう

懸賞 2005年 12月 31日 懸賞

ことしは遠距離山登りを計画していたがほとんど行けなかった
北穂高や上高地にもとうとう行けなかった。
近場の山で、まあいいやと自己満足している。

旅に 出ましょう_c0053543_198635.jpg


それも梅雨明けまでで、このところすっかり興味の中心は
船旅に向かっている。

目的の島へ行くのに、早朝4時起き。
5時半まだ外は暗い。
家をスタート。電車を乗り継いで10時すぎに波止場に到着する。
船に乗り込むと、のどかな船旅がはじまる。
左右の船べりから小さな島々が目に飛び込んでくる。
船内は乗客がまばらだ。
1時間半の船旅はユックリズムだ。
ここまで来るとやっと旅気分にひたれる。
うっとりし過ぎて半時間ほど眠ってしまった。

船が島の岸壁に横付けされると、こんどは島巡りのバスの旅だ。
島の道路はよく整備されていて、ゆっくり車窓からみえる海が光っている。
都会のような派手な看板や大きな建物がないのがいい。
大自然だけがそこにはある。

1時間後、高い山の上から海をのぞめる丸木小屋にたどりつく。
延々6時間の旅だった。

小屋のテラスの近くでキーンキーンとサルがなく。
多分、不審者が来たぞ、という仲間への警戒信号のなき声だろう。

こんな島の豊かな自然のふんいきが、疲れた体を通りぬける、

時間をかけてでも、遠くはるかこの島へ来たいと思わせるのは
異空間のこのいやしの感覚だろう。

来年はこの島の隅々をもっと探検したいと思っている。

by hanehenID | 2005-12-31 19:11 | 旅  歳時記

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