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生かされた命 いまこそ心のケアを

懸賞 2005年 05月 14日 懸賞

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つぶれた車両の中から奇跡的に生還を果たした方、
ケガをしながらも生存できた方々のなかにいま心の問題が生じているそうです。

「自分だけが生き残っていいのだろうか、生きることがつらい。
強く罪悪感を感じて、素直に生きていることが喜べない」精神状態の方が
増えているそうです。

これは、外科的な対応の段階から精神的なケアが必要な状況に
移ったことを意味しているようです。

その姿は、あるいは、わたし自身のすがただったかもしれないのです。

JR福知山線尼崎脱線事故の「心のケア」相談は、以下のよころで受け付けています。
時間はいずれも午前9時から。

電話番号は下記の通りです。

< 主な相談電話 >
◆兵庫県こころのケアセンター
TEL078・200・3010(午後5時まで)
◆尼崎市保健所
TEL06・4869・3016(午後5時半まで)
◆西宮市保健所(江上町)
TEL0798・26・3160(午後5時半まで)
◆西宮こころのケアセンター(戸崎町)
TEL0798・63・3318(午後4時半まで)
◆神戸市こころのケアの特別電話相談
TEL078・672・1556(午後5時まで)



JR西日本への抗議、非難は続いています。
この大事故がなければ、過密ダイヤやスピードアップの危うさも、
ミスをした運転士への厳しい再教育問題も、関係者がこっそり陰で話すだけで、
明るみに出ることもなかったでしょう。

自ずからの会社が引き起こした重大な事故の成り行きよりも、
同僚とのボーリングで親睦を優先させた社員。

事故の車両に乗り合わせながら、悲惨な修羅場と化した救出活動の現場を
あとに職場に向かった運転手たち。

JR西日本は、経営陣だけでなく、社員である労働組合側にも大事故を起こした当事者である
という意識がうすく、おたがいに責任の押し付け合いをしていると感じてしまうのは
わたしだけなのでしょうか。

大きな犠牲を伴ないましたが、こんどの悲惨な大事故で、
JR西日本の社内全体の人間性を欠いたモラル欠如や
引き起こした大事故の原因そのなにもかもが、
一挙に外の明るみにふき出した。
これでJRに対する社会の眼は一層きびしくなった。
その信用回復にJRは何を優先させて行動すべきか、
問われていると思います。


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by hanehenID | 2005-05-14 12:19 | 災害は忘れたころに

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